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ワインは、人生や人間関係を豊かにしてくれます 米野真理子さん

BLOG, Lifestyle

 











な、な、なんと、スタートから4年目に突入しました!!



9月3日(火)放送のFM791「ときめきセレンディピティ」。





49人目のゲストは、



日本ソムリエ協会理事で、シニアソムリエの米野真理子さん。





ホテルや日本酒メーカーのコンサルタント、イベントプロデュースなど



今やワインの枠を超えて、幅広くご活躍中です。



また、理事を務めていらっしゃる日本ソムリエ協会では、



九州の全支部の統括として



全国を飛び回っていらっしゃいます。





そんな米野さんに番組では、



初心者向けのワインの選び方から



世界のワインの現状



熊本のワインの魅力まで



たっぷりとお話を伺いました。





ワインに興味を持ったのがきっかけでソムリエになって20年余り。



米野さんにとってワインは、



潤滑油でもあり、アクセサリー。



人生や人間関係も豊かにしてくれる大切な存在だとか。





1杯のワインがきっかけで、



世界旅行をしているような気分になれたり



歴史に興味を持ったり・・・



いろんな可能性を持った魅力的な飲み物のようです。







熊本市中央区安政町にある



米野さんのワインスクール「ピエス・コート」では、



ちょっとワインのことを知りたいという初心者向けの講座から



資格を取りたいプロ向け講座まで



いろいろなコースがあり、



どなたでも受講できるようになっています。



10月末からは新しい講座もスタートするそうですよ!





また、毎月第3金曜日の夜は



スクールを開放して



ワインコインバーのような気軽な「オープンサロン」も開催されています。



お気軽にご参加ください。





もっと知りたいという方は、



こちらをチェック



↓↓↓



http://komeno.jp









米野さん、ありがとうございました。







「ときめきセレンディピティ」9月3日放送の音声データはこちらから



(トーク部分のみ)



↓↓↓



https://drive.google.com/file/d/19jdboKGPYrkc_MidjDQ6dSKDgxe2Q7Dl/view?usp=sharing



又は



https://www.driveplayer.com/#fileIds=19jdboKGPYrkc_MidjDQ6dSKDgxe2Q7Dl&userId={userId}



(聞けるようになるまで少し時間がかかる場合がございます)

















2019.9.10  | 

2025年に700万人! これって何の数字?

Diary





熊本県の認知症サポーター養成講座を受講してきました?



会場は、



熊本市北区龍田にある まえだクリニック。



同級生がやってます☺️



同講座は、



認知症についての正しい知識や適切な対応の仕方などが学べるもので、



県の委託を受けて、いろんな会場で開催されているようです。



もちろん無料で、事前の申し込みが必要です。







人数が揃ったところで、ゆるゆると講座がスタート。



講師のOKをいただいて、写真を撮らせていただきました。



厚労省によると、



認知症と診断された人は現在、全国に525万人。



2025年には700万人になると言われています(意外と近い6年後!!)



これって、



なんと、高齢者の5人に1人は認知症になる計算だそうです?



もちろん、認知症になる予定の人なんていないと思います。



私はぜーったい認知症にならないという人も



確実に認知症になる可能性があるのです。。。(もちろん私自身も!!)



よくニュースや新聞で、



高齢者の徘徊で事故が起こったなんて話も聞きますが、



平成29年の高齢者の行方不明者が1万6千人。



自分や家族が認知症じゃなくても、



認知症の方とあたりまえに遭遇したり接する時代はもうすぐやってきます。



そんな時に、



どう接したらいいか、



どんな声かけをしたらいいか



知っておくといいな・・・



そんな内容の講座でした。



もちろん早期発見が大切なこの病気の



超基本的な知識も身に付けられます。







1時間半の講座の修了後は



オレンジリングとテキストがもらえましたよ!









2019.9.8  | 

小林モー子さんトークショー@Tien Tien

BLOG, Diary

8月24日(土)、



秋の気配漂う



阿蘇市一の宮のCafe et brocante Tien Tienで行われた



「小林モー子さんトークショー」のお手伝いをさせていただきました。





23日〜25日に同店で開催された「メゾン・デ・ペルルの世界展」のため



来熊したモー子さん。



モー子さんワールド全開の店内は、



Tien Tienさんとmaison des perlesさんの世界がステキに溶け合って



独特の世界観を創り上げていました。







話が聞けなかったという人のためにも、以下、



オーナーの真由美さんも参加しての、



楽しいトークショーの内容をここでご紹介させていただきます?



(以下、真由美&モー子で表記)



冒頭はまずファッションチェックから(笑)




                   



―熊本は何回目ですか? 熊本の印象も教えてください。



モー子 9回目になります。パリに住んでいて、その後日本に帰ってきて1年後くらいに真由美さんが阿蘇にお店を出した時に来て以来です。熊本はおしゃれな人がすごい多いと思います。人柄も優しいし、方言が面白い。最近はトラディショナルな方言も分かるようになってきました(笑)。



―最近、力士の化粧まわしを作られたと聞きました。



モー子 安美錦関です。青森出身の方で。化粧まわしは、もともと私がずーっとやりたいなと思っていて、日本刺しゅうの代わりにビーズでぎっしりギラギラしたのを作ったらどうなるんだろうという感じで、雑誌のインタビューとかでも言ってたんです。そうしたら話が来て、やることになりました。実際は、思ったほど大きくなかったです。ただ引退されるということで、1週間くらいしか制作時間がなかったです。



―デザインはどうやって考えたんですか?



モー子 化粧まわしは企業の広告なので、本当はマークを入れたりするんですけど、今回は何でもいいよと言われたので「逆に困る」(笑)みたいな。安美錦関の名前が故郷に錦を飾るという意味があると聞いたので、「青森とは?」と考えて。リンゴだけ刺しゅうするわけにはいかないし、みんなが知ってる「ねぶた」。あと、ご両親が鮭漁をされているそうなので鮭をモチーフにしたり、青森県の模様を入れたりして1週間で作りました。





トークショーの様子。中央がモー子さん




―モー子さんの技術を支えているのが「オートクチュール刺しゅう」ですが、どんなものか教えていただけますか?



モー子 もともとは、フランスやヨーロッパでオートクチュールというものがあって、それに職人さんが洋服に装飾をほどこしていたんです。その刺しゅうや装飾が華やかになったきっかけが、かぎ針です。かぎ針を発明した女性がいて、そのかぎ針ができたことで、速く正確に刺しゅうができるようになりました。そのうち、シャネルやディオールなどのメゾンも刺しゅうを使うようになって。現在、ふだんからオートクチュールを頼む人は世界に300人くらいしかいないんです。飛行機で行って、仮縫いをしてという世界なので、1,000万、2,000万するようなドレスを作っています。



ーへー、すごいですね。



モー子 そういう技術はすごいなと思ったけど、そんなの頼めないじゃないですか。オートクチュール刺しゅうの技術を使って、今の人たちがもっと気軽に楽しめるようなものは何だろうと考えて、今の作品が生まれたんです。



でもはじめは、刺しゅうで絵画のようなものを作っていたんですよ。そこから、もっと掘り下げていきました。私にとっては、絵をそのまま胸につけるみたいな感覚なんです。



―絵と一緒にお出かけできる感じですね。



モー子 そうですね。



―そもそもオートクチュール刺しゅうを学ぼうと思ったきっかけは?



モー子 もともとすごい手芸が好きで、小さい頃から手芸をやっていて、手芸の先生の免許とかも持っていたんです。渋谷の文化村で、初めてメゾンのオートクチュールの刺しゅうを初めて見て、「これどうやってるんだろう!?」と、知りたいと思ったのがきっかけです。そこからパタンナーをやりながらお金を貯めて、26歳の時にパリに勉強に行きました。



―パリの修業時代のエピソードはありますか?



モー子 その頃は、職人さんが上のフロアから降りてきて、ちょっと教えてまたいなくなったり。留学生としてビザが下りるには、週に5日間20時間くらい学校にいないといけない。毎日すごい宿題も出るので、寝る時間もないくらい刺しゅうと向き合っていました。でも、楽しかったです。ひたすら刺しゅうをする時間ができたのは、すごい良かったなーと思います。





ガラスビーズと作りかけの作品






―昨年秋に放送されたNHK番組「世界はほしいモノであふれてる」でも紹介されていましたが、材料にビンテージのガラスビーズを使っているのはどうしてですか?



モー子 テレビに映っていたのはほんの一部で、もっと巨大倉庫とかがあって、出せないところもあったんですよ。パリに行くとずーっと地下のほこり臭いとことにいる感じです。ホント、宝探しのような感じで。



ビンテージのビーズの良さって、昔の技術だとガラスの中に気泡とか不純物とかが入っているので、ちょっとふわっとした色あいになっていたり、粒が揃っていないところとか、今のビーズに比べると光り方もぜんぜん違うのが魅力なんです。この刺しゅうはピクセルなので、小さいビーズがあればあるほど、細かい表現ができるんです。



―ビンテージビーズを探すのは難しくなっているんですか?



モー子 だいたい出つくしている部分もあるので、思っているような色のビーズが出てこなかったり。欲しいビーズはないけど、いらないビーズは50kgあるとか。売ってる側も、ビンテージとして扱ってすごい高く売っている人とか、倉庫でざっくり「いいよ。いくらで」みたいな人もいる。値段もバラバラだけど、欲しいのはやはりいいビーズが多いです。



ビーズの粒の小ささやつややかな色合いも魅力!






―作品づくりはまずデザインから入るんですか?



モー子 そうです。箱のサイズがあるので、まず箱のサイズを考えながら、メモ帳に書くところから始まります(笑)。大きくなったら、箱も新しく作らないといけないので。



―モー子さんの作品は、今にも動き出しそうなデザインが魅力ですよね。



モー子 実は、最初の頃は全く何も考えていなかったんです。最初に作ったのが、今も作ってる「足がぶらぶらしているおばけ」と「シャンパン」と「稲妻から稲光が出ている」ブローチです。そこからちょこちょこ増えていって。ある時、「動きの瞬間を捉えているものが多いなー。ミルクが垂れていたり」と自分で後から発見して、「あ、それで行こう!」みたいな(笑)。



―製作の上でのご苦労はありますか?



モー子 「メゾン・デ・ペルル」では、ビーズを買い付けてきて、デザイン、制作して、加工、販売まですべて自分たちでやっています。始めは、1つ作ってみて、ここはああしようとかこうしようとか考えていくんですが、ビーズってサイズも違うので実際に刺してみると違うなということもあるし、色も入れ替えたりしてみて完成させていきます。



オートクチュールになると4〜5mの刺しゅう枠があって、それに向かい合って数人で刺しゅうをするのですが、私たちはもう少し小さな枠を使って、ひたすら刺すという作業をします。何人かで作っているので、その中で差が出ないようにしています。1人は3時間かかって、もう1人が10時間だと困るので。時間も質も揃うように、みんなで考えながらやっています。



こういうデザインを作りたいけど、強度が難しいということもあります。フラミンゴの足が折れそうだからぶらぶらさせようとか、タコの足8本は絶対取れそうという時は上手にくっつけてデザインしたり、難しいことでもみんなが提案し合って、どんどん進化しています。強度にも気を遣うようにします。お客さまの中には、3回くらい洗濯機に入れたけど、平気でしたという人も(笑)。それは止めてほしいですけど・・。



―みなさん、気を付けましょう(笑)。



モー子 うちでは30年代から50年代を中心に使っていて、中には年代が分からないものもあります。100年近いものも混ざっていたりします。ガラスビーズは変化しないので年代を経ても、色が変わらないんです。ただしビーズによって制作方法が変わっていて、ピンクは色が出にくいそうです。温度や熱の具合で色が出るので、なかなかない。染めビーズだと、ちょっと色が変化したりしますね。



ー年代を経た貴重なビーズを現代に蘇らせているのが、モー子さんの作品なんですね。



TIen Tienオーナーの山田真由美さんと




―真由美さんとの出会いについて教えてください。



モー子 パリに26歳の時に行ったんですけど、語学がぜんぜんできなくて、語学学校に登録したんです。でもその頃のアパレルって夜中の2時、3時まで仕事をして、月に2日くらい休みがあるような勢いで忙しくて。その語学学校の1日目か2日目に会ったのが真由美さん。その後は一緒にサボりまくって、ぜんぜん学校に行かなかったです(笑)。



真由美 彼女とは飲んでるところしか、ほんとに思い出がなくて(笑)。もう知り合って10年近くになるんですけど、ほんとに変わらない方で、いつも楽しくて。素晴らしい友人に出会えたなといつも思っています。



トークショーを終えて、モー子さんを囲んでみなさんと記念写真






Tien Tienの特別ランチもいただきました






とってもキュートできさくなモー子さん!




小林モー子さん プロフィール



刺しゅう作家。1977年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。文化服装学園アパレル技術科を卒業後、27歳でパリに渡り、オートクチュール刺しゅうの技術を学ぶ。2010年に帰国し、maison des perles を設立。刺しゅうアクセサリーの制作と同時に、オートクチュール刺しゅう教室も開始。2017年にはユニクロの難民支援のオリジナルチャームをデザインするなど、有名ブランドやデパートなどからもひっぱりだこ。



maison des perles ウェブサイトはこちら



↓↓



http://www.maisondesperles.com





「モー子さんトークショーをしましょうよ!」と真由美さんと盛り上がって以来、ずっとずっと楽しみだった今回のイベント。私は、真由美さんとモー子さんが創り上げられた世界に乗っからせていただいただけなんですが、結果、たくさんのみなさんに、改めてモー子さんや作品の魅力をご紹介できて、とても幸せでした。想像した以上にきさくて、魅力的なモー子さん。これからもステキなアクセサリーで世界を感動させてください!」



阿蘇市一の宮女学校跡にあるCafe et Brocante Tien Tien




2019.8.29  | 

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