Love life, Love age Serendipity

blog

2026.8.13  |  Interview

#132 笑顔を通じた地域のつながりで命を守る 防災士・古川くにこさん  






毎月第1火曜日にお届けしているラジオ番組『ときめきセレンディピティ』。



8月4日放送のゲストには、防災士であり、



熊本市消防団(第47分団 中島校区)の女性消防班長を務める



古川くにこさんをお迎えしました。





保育士や栄養士の資格も持ち、子ども地域食堂の代表としても活動されている古川さん。



地域のために精力的に走り続けるその原動力や、



活動に込められた温かい想いをたっぷり伺いました。





■ 活動の原点になった、熊本地震での衝撃的な言葉



古川さんが地域での活動を本格的に始めるきっかけとなったのは、10年前の熊本地震でした。



たまたま自身のアパートで、避難所に避難せずとどまっていた高齢のご夫婦に出会います。



心配して声をかけた古川さんに、ご夫婦から返ってきたのは思いもよらない言葉でした。



「大勢の中で孤独を感じるのも嫌だし、食べ物をもらうのも気苦労だから避難はせんよ。」

「もし家が潰れて死んだとしても、それは私たちが選んだ命の選択だけん、よかとよ。」



「なくなっていい命なんて絶対にない」——。



深くショックを受けた古川さんは、



「地域での繋がりが薄くなり、人間関係が希薄になっているからではないか」と思い至り、



誰もが自然に集まれるコミュニティづくりを決意しました。





■ 地域防災力を高める! 女性消防班と外国人交流会



古川さんは仲間とともに子ども食堂を立ち上げ、



その3年後(2022年)には有志を募って中島校区の消防団に女性12名で入団。



女性消防班を結成しました。



日中の出動だけでなく、地域防災力を高めるための「地域防災勉強会」をスタート。



農業の技能実習生など地域で暮らす外国人と住民を繋ぐ「外国人交流会」では



言葉の壁を越えるジェスチャーゲームやグループトークを通して、



普段から挨拶や会話ができる関係性を構築。



「顔が見える関係」を作っておくことこそが、



いざという時の助け合い(防災)に直結しているといいます。





■ 「子ども地域食堂 まんまる」が繋ぐ温かい輪



古川さんが代表を務める「子ども地域食堂 まんまる」も、地域に欠かせない居場所となっています。



コロナ禍で外出ができず孤立しがちだった高齢者の方々へ、



民生委員さんと連携してお弁当を配給したことをきっかけに、



現在は子どもからお年寄りまで「中島の人なら誰でも参加できる居場所」へと進化しました。



「見守れる命がある」という強い思いと、日頃のささやかな笑顔の交流が、



いざという時に大切な命を守るセレンディピティ(偶然の幸運)を引き寄せています。



くにこさん、ありがとうございました。



番組のトーク部分は、こちらからお聴きいただけます。



↓↓



https://drive.google.com/file/d/1nW-TtaXUkmg65j3GDNn87jub1P5oYSqn/view?usp=sharing





※番組の収録は2026年7月23日に行われたものです









ときめきインフォメーション



KDS熊本ドライビングスクールから



日曜日開催の「さんさんKIDSランド」をご紹介しました。





さて、10年間にわたりお届けしてきた『ときめきセレンディピティ』ですが、



次回の9月放送分(9月1日火曜日 午後3時〜)をもちまして、ひとまず終了となります。



皆様と過ごせる放送も、いよいよあと1回です。



最終回も、聴くだけで元気に、そして笑顔になれる「耳のサプリメント」をお届けしますので、



ぜひ最後まで一緒にお楽しみください!

All magazine entries

recent entries