
毎月第1火曜日にお届けしているラジオ番組『ときめきセレンディピティ』。
8月4日放送のゲストには、防災士であり、
熊本市消防団(第47分団 中島校区)の女性消防班長を務める
古川くにこさんをお迎えしました。
保育士や栄養士の資格も持ち、子ども地域食堂の代表としても活動されている古川さん。
地域のために精力的に走り続けるその原動力や、
活動に込められた温かい想いをたっぷり伺いました。
■ 活動の原点になった、熊本地震での衝撃的な言葉
古川さんが地域での活動を本格的に始めるきっかけとなったのは、10年前の熊本地震でした。
たまたま自身のアパートで、避難所に避難せずとどまっていた高齢のご夫婦に出会います。
心配して声をかけた古川さんに、ご夫婦から返ってきたのは思いもよらない言葉でした。
「大勢の中で孤独を感じるのも嫌だし、食べ物をもらうのも気苦労だから避難はせんよ。」
「もし家が潰れて死んだとしても、それは私たちが選んだ命の選択だけん、よかとよ。」
「なくなっていい命なんて絶対にない」——。
深くショックを受けた古川さんは、
「地域での繋がりが薄くなり、人間関係が希薄になっているからではないか」と思い至り、
誰もが自然に集まれるコミュニティづくりを決意しました。
■ 地域防災力を高める! 女性消防班と外国人交流会
古川さんは仲間とともに子ども食堂を立ち上げ、
その3年後(2022年)には有志を募って中島校区の消防団に女性12名で入団。
女性消防班を結成しました。
日中の出動だけでなく、地域防災力を高めるための「地域防災勉強会」をスタート。
農業の技能実習生など地域で暮らす外国人と住民を繋ぐ「外国人交流会」では
言葉の壁を越えるジェスチャーゲームやグループトークを通して、
普段から挨拶や会話ができる関係性を構築。
「顔が見える関係」を作っておくことこそが、
いざという時の助け合い(防災)に直結しているといいます。
■ 「子ども地域食堂 まんまる」が繋ぐ温かい輪
古川さんが代表を務める「子ども地域食堂 まんまる」も、地域に欠かせない居場所となっています。
コロナ禍で外出ができず孤立しがちだった高齢者の方々へ、
民生委員さんと連携してお弁当を配給したことをきっかけに、
現在は子どもからお年寄りまで「中島の人なら誰でも参加できる居場所」へと進化しました。
「見守れる命がある」という強い思いと、日頃のささやかな笑顔の交流が、
いざという時に大切な命を守るセレンディピティ(偶然の幸運)を引き寄せています。
くにこさん、ありがとうございました。
番組のトーク部分は、こちらからお聴きいただけます。
↓↓
https://drive.google.com/file/d/1nW-TtaXUkmg65j3GDNn87jub1P5oYSqn/view?usp=sharing
※番組の収録は2026年7月23日に行われたものです

ときめきインフォメーションは
KDS熊本ドライビングスクールから
日曜日開催の「さんさんKIDSランド」をご紹介しました。
さて、10年間にわたりお届けしてきた『ときめきセレンディピティ』ですが、
次回の9月放送分(9月1日火曜日 午後3時〜)をもちまして、ひとまず終了となります。
皆様と過ごせる放送も、いよいよあと1回です。
最終回も、聴くだけで元気に、そして笑顔になれる「耳のサプリメント」をお届けしますので、
ぜひ最後まで一緒にお楽しみください!
Interview
#132 笑顔を通じた地域のつながりで命を守る 防災士・古川くにこさん
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