5月28日(金)付 読売新聞熊本版医療特集
『慢性腎臓病(CKD)って何?』の取材と撮影を担当させていただきました。
お話を伺ったのは
熊本大学大学院生命科学研究部腎臓内科学講座の向山政志教授です。

CKDって知ってますか?
AKBでもHKDでもありませんよ。
今や日本人の8人に1人と、もはや新たな国民病ともいわれている病気です。
向山先生に伺ったCKDのポイントは以下の通り。
・腎臓には、朗は老廃物を尿として体外に排出するほか、体の恒常性を一定に保つ、体内の酸性とアルカリ性の調節、血圧の調節、強い骨をつくるなどの機能がある
・腎臓はもともとの機能のわずかしか使っていないため、機能が大きく低下しても気付きにくい。気付くのは機能が半分以下になってからなので発見が遅れがち。
・慢性腎臓病とは慢性に経過する腎臓病のことで、さまざまなリスクが発生する
・高血圧、むくみ、食欲不振、貧血症状、吐き気などの自覚症状が出て、腎不全や心筋梗塞、脳梗塞なども発症しやすくなる
・高血圧、肥満、メタボリックシンドロームは大きなリスク
・CKDにならないためには、塩分やカロリーを控えた食習慣、適度な運動、ストレスをためないこと。定期的な健康診断を忘れずに!

とにかくきさくで、いろいろな例を挙げながら素人にも分かりやすくお話をしてくださる向山先生。
人間の進化の歴史と腎臓の働きとの関係や、腎臓が持つキャパシティーのこと、妊娠中のお母さんが低栄養の場合の赤ちゃんが生活習慣病になりやすいことなど、すごく興味深いけど原稿に書けなかったことが山ほどありました。
「心臓はドライが好きだけど、腎臓はウェットな状態にしておくことが大事。むくみの症状がない方は、水分はなるべく多く取ること。初期のCKDと言われた方は、コップ1杯多めに水を飲むことを忘れないでください」。
自覚症状が何もないから大丈夫だと思っていても
腎臓の機能はすでに低下しているかもしれません。
地味に頑張っている腎臓ちゃんのためにも、
腎臓ちゃんが喜ぶような生活習慣に気を付けなきゃって
つくづく反省しました😅
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