Love life, Love age Serendipity

blog

【WORKS】2月27日付け読売新聞熊本版 乳がん特集

Work





2月27日付け読売新聞熊本版の医療特集で、熊本大学病院の山本豊教授に「乳がんの現状と納得のいく治療」を受けるためのポイントについてお聞きしました。





日本人女性の9人に1人がかかる乳がん。日本女性で最も多いがんであり、年間約10万人が診断されています。早期発見できれば5年生存率は90%以上と、比較的治りやすいがんです。発症のピークは40代後半と65〜75歳の2回ありますが、最近は30代前半の若年層での発症も増えています。



日本の検診受診率は約40%と、欧米に比べ低いのが現状です。マンモグラフィーは石灰化などの発見に強い反面、日本人に多い「高濃度乳房(デンスブレスト)」の場合、がんを見逃す可能性があります。エコー(超音波)検査は、乳腺の密度が高い人や、30代以下の若い世代の検査に適しています。自身の乳房の状態に合わせて、これらを併用したり交互に受診したりすることが推奨されます。



乳がんの治療は手術、放射線、薬物療法などを組み合わせた「個別化治療」が進んでいます。そこで重要になるのがSDM(Shared Decision Making)です。医師が提示する医学的根拠(エビデンス)と、患者自身の価値観やライフスタイルをすり合わせ、「納得して治療法を選ぶ」プロセスが重要です。



日頃から自分の乳房の状態を知り、変化(しこり、ひきつれ、分泌物など)に気づいたらすぐ専門医を受診すること(ブレスト・アウェアネス)が重要です。40歳を過ぎたら: 定期的ながん検診を習慣にしましょう。大切なのは、「自分の体に関心を持ち、医師と対話しながら自分に最適な治療を選ぶ」という姿勢です。乳がんの治療は日々進歩しています。情報をアップデートしながら、自分自身のからだと命を守りましょう。



(引用/2月27日付 読売新聞熊本版より)








2026.3.10 |

entries

category

archives

rss

http://srdp.co.jp/blog/category/blog/feed/